デブ、究極の暇つぶし本に出会う

通勤時間で携帯を見るの飽きてしまう問題

通勤通学の最中にスマホを触っている人、めっちゃ多い。立ってる人も座ってる人も7割くらいはスマホの画面を見ている。ひどい時には超絶満員電車でも見ている人がいる。音楽聴くくらいじゃダメなの?ってくらい画面にかぶりついている。

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みんなそんなに何を見ているんだろう、とちらっと見ると大体SNS・LINE・ようつべ・ヤフーニュース・ゲームあたり。実は調査結果もあるようで、見てみると肌感覚と同じだった。

【PR TIMES】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000041309.html

やや批判的に言ったものの実のところ僕もあまり変わらない。YouTubeでスプラトゥーンの実況動画を見たり、LINEを返したり。ところが最近どうにも身が入らない。もともと通勤時間は暇つぶしに過ぎないので、身が入るもくそもないのだが、暇つぶしにもならない感覚。

なんか滅茶苦茶無駄な時間過ごしてるなぁって頭の片隅で漫然と思ってしまう。実際無駄な時間なのだが、暇つぶしすらできなくなると、どうにも歳を感じざるを得ない。
昔は熱中していたRPGとか全クリできなくなる感覚。

究極の暇つぶし本に出会う

そんな漫然とした不満を抱えていたところ、同僚に究極の暇つぶし本を紹介してもらった。

キンドルはなく、紙のみ

表紙が結構衝撃的だが、要は作者が100個の指令を出してくれている本。
例えば

親指とひとさし指を目を閉じて、接触する直前まで近づけてみよう。

本書P9より引用

形の名前を考えよう。

本書P5より引用

なんていう、言われてみればやったことがないけど、別にやらなくても人生で困らないようなことが100個羅列してある。というよりそれしかない。あとがきは数ページあるが、基本的にこの100の指令しか書いていない。回答例のようなものもない。ただただ、変な指令を投げかけられているだけ。

でもこれが実に面白い。思い返せば子供の頃、空想で随分と時間をつぶした。だけど、大人になってから頭の中で意味がないことに対して、あれやこれやと考える機会が随分減った。
空いた時間は基本スマホを見ている。たまに頭の中で会議をするとしても仕事か、お金か、人間関係か。
意味がないことを考える機会は知らず知らずのうちに奪われていた。

常に情報をインプットすることを強いられている感覚。自分の中に問いかけて、自分で解答を出す。自問自答の海で泳ぐことがなくなっていた。

あぁ、これが頭が固くなるってことなんだなぁと思う。

昨日本書が届いたときに、今日電車で考える議題を何個か覚えた。
幸い、今日は通勤で座ることができたので、親指と人差し指を目を閉じて近づけてみた。

普通にピッタリくっつくと思っていたのだが、なんと素晴らしいほど右手と左手の位置がずれた。
自分の体は100%完全に操作できると思っていたが、どうやら意識と体の動きは乖離しているらしい。

僕がみているスマホではそうしたことを教えてくれなかった。

自分に合った情報だけがサジェストされつづけている時代だからこそ、改めて自分の頭で考えたり、
体動かして試してみたり、ちょっとした冒険を味わってみたり。

一からやろうとすると腰が重いが、指示されると動けてしまう日本人にはピッタリなのかもしれない。

暇だからスマホを見ているけど、どうにも満たされない人。100の指令を試してみよう。
ちょっとだけ自分を取り戻せる気がした。


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